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 焦燥の時代

 年齢を重ねるにつれ、目の覚めるような発見と感動の瞬間に出会える機会が明らかに減った。毎日が新鮮で目にするもの全てが新しかった子供時代、10代、20代。世界の真理を吸収しようと全身の毛穴を開き、チャクラを開き、飲み込めるだけ飲み込んだ日々の終焉を見た。飽和している。今、私は私を閉じ、得てきた全てを抱え、内で熟成させようとしている。生み出す試練。逃してしまうことへの焦燥、悟ってしまうことへの焦燥、受け入れ難いことへの焦燥。三つの焦燥と戦う苦渋の時期の到来である。
 イメージが、ある強力な意味を帯びてくる、世界と融合し始める、テーマが決定されて来る、未知のテーマを逃すまいと焦り、できるだけ手元に引き止めておこうともがく。
 刺激が、ある深遠な理解をもたらす、世界を解釈し始める、既知のテーマを喚び起す、新しい価値でないことに焦り、懐胎していない事実を受け入れようともがく。
 真実が、ある冷酷な毒素に変わって来る、世界と対決し始める、己と世界の隔たりを目の当たりにして焦り、何も変わってないことを諦観しようともがく。
 
 ここには焦燥しかない。入ってくるものは何も期待できない。自ら身ごもり生み落とすことでしか変化は得られない。こんなに苦しんでも描いたような大きさの変化など到底得られない。新鮮さはもはや生まれない。品質の極みを目指すことでしか真実と対峙できない。覚悟を決めて産め。


音 世界を解釈するための道具
サウンド 個性的、体質的、具体性、直感的、感覚的
主題=テーマ 普遍的、理念的、方法論的芸術、世界解釈
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