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 着眼大局着手小局

英語に訳すとThink global, act localであるという。大局はglobalになり、小局がlocalと捉えらる。西洋人の視野狭窄が如実に表れていると思う。

スウェーデン人、特に職場の上司たちは皆口を揃えて言う。あなたはディティールにこだわり過ぎている。もっと視野を広く持ちなさい。細かい作業が得意で真面目な日本人へのステレオタイプだろうか。否、事実一般的なスウェーデン人と比較するならば、日本人である私の仕事の方がより緻密で正確だと胸を張って言える。しかし細部に捉えられ硬直化しているつもりはさらさらない。逆にあなた方の誰よりも、全体的な視野を持っているようだと毎日感じている。

男女平等を唱えて久しい国だ。私は女性である故の差別を受けたことは日本では一度もない。卑弥呼を原始国家の長と戴いた日本が、西洋人の今更の性差平等思想に合わせる必要など全くない。世界はダイバシティを騒いでいる。多様性と統一性のバランスが取れなくて慌てているのだ。豊かで厚い色とりどりの文化を育みながら集団社会を形成してきた日本が、西洋人の今更のグローバリゼーションに翻弄される必要など全くない。

音楽に、良い音楽とそうでない音楽しかないのと同じように、物事には素敵かそうでないかしかない。同じ学歴なのに給料が低いのは女だからではない。上司にとってあなたの方が素敵でなかったからだ。同じ人間なのに少数派が差別されるのは弱者だからではない。決断する人にとってそちらのほうが素敵でなかったからだけだ。

誰もが生き残るためにどこかで線引きをしなければいけない。それが命だ。生き残るために線引きをする作業は、線引きをする命の美学が決定する。美学を持ってない命は決定ができない。周りの雑音に惑わされる。周りを干渉する。正しいとか間違ってるとか、不安だから他が気になる。

私が会社で仕事をしている時、考えているのは自分の顧客のことだけではない。ストックホルムのことを考えている。スウェーデンを考えている。欧州を考えている。日本とアジアを想っている。地球を見ている。宇宙を描いている。命を考えている。

コミュニケーションの何たるかを語ってくる資本主義の寵児たちを心のなかで失笑だ。横の糸しか見えない経営者たち。人間しか見えない西洋人たち。言葉しか見えない人間たち。私の大局はグローバルなんかじゃ収まりきらない。毎日の仕事から自然を感じている。命を対等に扱える美学は、日本の、アジアの、何ものにも代え難い強さと清らかさだ。
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