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 自分のパレット

物事に白黒つけるのが大好きだ。しかし白黒つけるのを好むことをとかく嫌がる人が多い。白黒つけるのを好むのは、大量な情報の処理に怠惰な人が思考の責任を放棄するからだ、楽な方へ逃げているからだととかく嫌われる。私はそれは全く反対だと思っている。
白黒つけるのを嫌悪する人々は、社会の現実に飲み込まれそうになって怯えている。世の中は灰色の混沌なのに。世の中は決して境界線の共有を強制しないのに。強制されていると勘違いしているから怯える。思考と選択に怠慢だから怯える。
どこまでが白でどこからが黒か、主観による分析と評価をしなければ何も始まらない。二項対立は脱構築を実現するために外せない条件だ。二項対立は明快で理論的で気持ちいい。複雑で矛盾だらけの真理を理解するための礎にそれを利用することは極めて合理的で易しい方法だと思う。
自分のパレットを持っている人は、マスメディアの情報操作に惑わされることなどない。民主主義にも権力にも社会のヒエラルキーにも時代や自然に因る絶対的な運命にも負けることはない。どんなに高価で巨大で強い色を見せ付けられても、私のパレットは私のものだ。己の美学が全てだ。
私は私の絵の具を見せびらかしている。自分の絵の看板を掲げて歩いている。周りの人のパレットもいつだって覗き見たい。周りの人の絵を見たい。もしそれが自分には思いつくことのなかった素敵な色味なら、すぐにでも自分のパレットに加えたい。どうしてパレットを見せると拒まれるのか。どうしてパレットを見せてと頼むと拒まれるのか。私は自分の絵の具を使えと周りに強制したことなどない。文句ばっかり言わないで、いいから早く絵を描き始めたらいい。パレットも持たず、美術館に足を運ぶこともない、世の中の大半である傍観者と、どうやって付き合えばいいのか全く分からない。私のパレットを否定された時、傍観者に無視して欲しいと頼まれた時、動揺を隠せない。
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