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小舟理論

先輩のvocalistの一人が、
「素晴らしいミュージシャンをバックに歌うのは、
まるで大きな波に揺られているみたいに気持ちよい」
と言っていましたが、
まさしくそれを体感できた今夜でした。

素晴らしいミュージシャンと共演できるとき、
私はただただ小舟を大海に浮かべればよいだけ。
サーフィンみたいなものです。
乗ってしまえば、あとは波が私を最高の気分に連れて行ってくれる。
ただバランスさえ取っていれば何もしなくていい。
波はずっと揺れている。波が連れてってくれる。

でも、小舟を浮かべるだけ、すら難しい作業。
余計に漕いだら小舟は沈む、
うまく波に乗せられるように、
うまく波に乗っていられるように、
脱力しつつも究極に集中してなくちゃいけない。
それができたら、
バックの先輩方は小舟を楽園に連れてってくれます。

私は今日も、
いつ来るか分からない本物の波に備えて必死にパドリング。
ああ芸術は限りなく自然の成せる業に近い。
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三面楚歌

四面楚歌という言葉があるけど、
鎌倉張りに地の利に恵まれたはずの私の城も、
既に三方攻め込まれてます。

でもまだ背後には、
何も知らない山脈が悠然と聳えているし、
有り難いことに私の領空には音楽が流れている!

籠城生活も長引いて参りましたが、あと二面もある、まだまだ負けないぞ。

your country!

アメリカからやって来て、日本でhip hop DJをしているというアメリカ人の男の子と、
今夜はなぜか日本のhip hop事情について熱く論戦してしまった。
彼は6年前にも日本に滞在したことがあるらしいのだが、
当時の日本人のhip hopに対する感覚と、今のそれとが全く違っていることに彼は驚愕していた。
そもそも6年前の日本ではhip hopはごくわずかの人にしか認知されておらず、
故に精鋭達によるホンモノの音だけが細々と存在してしていた。
しかし彼曰く、今日の日本に蔓延するhip hopはすなわち“stereo type”。
どこのクラブも同じ曲をまわし、
アイドル的な派手な楽曲ばかり好まれ、
pvなどで氾濫するファッションを模倣した若者で溢れ、
DJはただ音楽を流すだけ、誰も音楽を感じていない。
こんなにhip hopが街に流れているのに、その真意を理解している人が全くいない。
どうしてだろう??
アメリカでも、真のhip hopとは呼ばれない一過性の流行に乗ったアイドル的音楽が沢山生産され、購入されている。
ただアメリカ人は、それが真のhip hopでは無いことを理解しているらしい。
売れる売れないは別として、
その音が良いか悪いか、ホンモノかニセモノか、その区別は誰もがついているという。
何故日本人はそれがわからないのか。
なぜ良い音を評価せず、悪い音に世辞を言うのか。
なぜ本音を表さず、建前ばかりで生きているのか。
its your country!
でも、私だってずっと疑問を抱いてきた。同じように理不尽を感じてた。
jazzだってpopsだって、日本の音楽業界は曇った耳しか持っていない。
いつしか誰もが、真実を見極められなくなってしまった。
もしこれが私達の文化なら、ここで生まれ育ったはずの私だけどうして逸脱してしまったのか。
皆はどう思ってる?
建前がなければ生きていけない日本の社会はおかしいと思ってる?

何を守るよりも

世の中には色んなルールがあるでしょ?
社会には社会のルールが、家族には家族のルールが、ジャズにはジャズのルールがある。
でもこの世界で唯一完全なのは、大自然のルールだけだ。
雪が溶けて川になって海に流れる、自然のルールだけだ。
それはあらゆる命に対して、あまりにも厳しくあまりにも公平だ。
人間はきっと完全なるルールを目指して、いろいろなルールを創っては模索してる。
自然のルールに近づきたくて、何世紀もかけて試行錯誤してる。失敗を繰り返す。
だからそれを成し遂げた神を畏れ、自然を畏れてる。

音楽のルールは、芸術のルールは、
私が知りうる中で限りなく自然に近い。
全ての人に対して平等で、そして厳しい。
だから私は音楽が好き。
本物の良い音楽が創れたとき、そこに自然が現れると思う。

自然の一部に組み込まれたことを実感できるような、そんな人生を送りたいです。
今夜私の声に、私の心に耳を傾け励ましてくださった方、
本当にありがとうございました。
自分と他人のルールがぶつかったとき、それを押し付けないで、
自然のルールに帰れるよう考えてみます。
その時正しいかどうか分からなくても、きっと後で等しいかどうかは分かる。
等しい命を、等しい機会を、等しい結果を。
どこで他と異なるか分からないけど、きっと自然の一部に組み込まれたら、
それは無に還ると思う。
私の心が、自然のルールに気がつきますように。
私の周りの人たちが、自然のルールに気がつきますように。

点火のことば

今日分かったこと。
今年になってからとりわけ、世の中の理不尽を全身で浴びている淑子です。
今まできっちりした両親の下、育ってきたわけです。
分かり易く例えて言うなら、給食費未納とか、絶対許さない、有り得ない両親だったわけです。
私もそういう風に育って、社会の仕組みには全力で応えるのが一社会人の義務だと思ってきました。

ここに来て、真面目に頑張ってる人ばかり辛い目にあってる日本に何度も出会います。
ずるしたもの勝ち、必死に誠実を貫いている人こそ損をしている。
成果が正しく評価されない国で、一生懸命生きるのが馬鹿らしく思えた。
全部投げ出してやりたいと思った。

今夜素敵なミュージシャンの方々と演奏して、
音楽だけは、私という人間を正しく見てくれていると感じました。
やったらやっただけ返ってくる。
やらなかったらやらなかっただけ返ってくる。
私をまっすぐ見てくれる。
人間個人の力ではコントロールできないような組織、社会、時代に巻き込まれてしまうと、
自分を見失ってしまいそうで怖くなる。
でも音楽だけは、恐らく芸術やスポーツの世界だけは、
魔の手に蝕まれつつあってもそれでも未だそれらは聖域だと思う。
私が音楽を続けて生きたい理由です。
私は一生かけて、聖域を守っていきたい。
その人の行いが正しく評価されるような、
真実の世界を守っていきたい。
世の中が全てそうなればよいのに。
少なくとも今夜、私の試行を見守ってくださった方々が存在したこと、
彼らが私を真実の目で評価してくれたこと、
その幸せを生涯守っていきたいんです。
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